心理ケアサービスを提供する株式会社HIKARI Labは、動画の表情から感情を認識するAIを試験導入し、オンラインカウンセリングの質向上を目指します。 (3/4ページ)
1. クライアントの感情をより多角的に分析
これまでカウンセラーの集中力の程度や環境の制約によって見落とされていた感情、クライアント自身が把握しておらず言語化されていなかった感情をより多角的に分析することが可能。また,会話などの音声データ再生、複数人との感情の比較、共感度を測定するグラフを解析することで、感情に関する深い洞察が得られる。
2. カウンセリング効果の可視化
カウンセリングを継続していく中で、ポジティブな感情、ネガティブな感情がどの程度、どのように変化していくか客観的な評価が可能。
3. カウンセラーのトレーニング強化
どこでどのようにクライアントの感情が変化するのか、カウンセラーが効果的な受け答えができているか等を実証できるため、カウンセラーのスキルアップが期待できる。同時に、これまで属人性が強かったカウンセリングスキルを定量的・客観的に評価できることになり、カウンセリングスキルの汎用化を目指すことが可能。
■オンラインによる経費節減分を還元、常にお客様目線の心理ケアを
今回の「エモリーダー」の試験導入に至ったのは、さらなるカウンセリングの質向上を求めたことによります。弊社はどのような場所にいても、しっかりとしたカウンセリングが受けられる社会の実現を目指してきました。オンラインカウンセリングの利点は運営側に家賃等の負担が少ないことですが、その経費が節減できた分を料金割引に利用するのではなく、サービスの質の向上に活かすことにしています。
弊社のカウンセリングの料金は一般的な対面式のそれとほぼ同等です。しかし、オンラインの特性を活かして、カウンセラー不足の地域でも選ばれた臨床心理士に依頼をすることができます。そして今回の感情認識AIの導入によって、さらに良質なカウンセリングを行うことを目指していきます。
「エモリーダー」は今後、さらに精緻化されていく予定です。今回はあくまでもカウンセラーをサポートする一つの指標となるための試験導入です。これまでのカウンセリングとは異なる形式となるかもしれません。