熱血アニメ列伝その28 加速装置!『 サイボーグ009VSデビルマン 』 (4/5ページ)
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今回の作品のように、2大ヒーローが単純に同じ作品の中で戦う、というだけでも勿論熱いのですが、上記のような部分をちゃんとエピソードの中でクローズアップして丁寧に描くと、更に「熱血度」は増すように自分は感じます。
小見出しにも書きましたが、今回の作品を視聴していた時に思い浮かべたのは、以前この連載でも取り上げた『劇場版マジンガーシリーズ』でした。
・最初に二大ヒーローが何らかの形で邂逅を果たす
・中盤はそれぞれの敵とそれぞれが戦う
・最後は二大ヒーローが協力して巨悪に立ち向かう
と言うストーリー展開は、以前自分が書いたコラムを読んでいる人にはどの作品に最も近いかは分かるかもしれません。そう、今回の『 サイボーグ009VSデビルマン 』に一番近い展開は『マジンガーZ対デビルマン』なのです。
恐らく、製作者側も『劇場版マジンガーシリーズ』のことは頭にあったと思います。特にその作品に「デビルマン」が出てくる『マジンガーZ対デビルマン』はかなり制作時に意識したのではないかと、個人的には予想しています。
でも、最終決戦の時に、それぞれのヒーローが、昔の作品のように「お前なかなかやるな!」「お前こそ!」「わーはっは!」みたいにあんまり仲良くなったりはしないのが、イマドキの作品、と言う感想を少し持ちました。
そうそう。今回の『 サイボーグ009VSデビルマン 』は、あらすじにも書きましたが、設定がちゃんと「現代」になっています。つまり、インターネットが普通に普及していて、スマートフォンを皆持っている「今」の中でヒーロー達は戦っているのです。
敵を追う時に、インターネットの目撃情報などを参考にしている部分なんか、原作で描かれていた時代にはちょっと考えられなかった描写でもあるので、この辺はとても新鮮に感じました。
こんな良い形での「リメイク」的部分の今作品の魅力の一つなので、両作品が好きな方は、そんな部分も楽しめるのではないかと思います。