【真夜中のKISSマンガ#03】『僕等がいた』「好きだよ」からのキスがいい (2/2ページ)
そのうえ、矢野は過去にでかいトラウマを抱えて、女性不信になってるんです。「あなたの傷は私が癒してあげる!」ですよね。男子のトラウマは女子の萌えです。大好物です。
告白とチューのダブル攻撃!こうして、好きで好きでたまらない矢野にナナは告白します。
「じゃあ付き合う?」
その告白に対して、あまりにも軽い返事をする矢野。彼が自分のことを本当に好きじゃないと悟ったナナは「付き合うなら好きになってから付き合って」と、自ら断ってしまいます。
だけどその後、ナナとの関わりの中で気持ちに気づいた矢野は言うんです。
「一度しか言わないからよく聞いて」 「好きだよ」
そして指を絡め合ってチューですよ。昨今、ちゃんと告白してくれる男子が世の中に何人いますか! 和久井は「好きだ」とか「付き合って」とか言われた経験、ほぼありません!!(強調)
そこで、ナナは思います。
「奇跡のように 世界の色が一変していくのが見えた」
第1回で紹介した『溺れるナイフ』 の夏芽も「世界が変わった」と言ってましたね。どいつもこいつも、告白ひとつでキラキラしやがってほんっとに羨ましいな、おい。
そうして矢野は、付き合った途端にナナにめちゃくちゃやさしくなります。これもリアル男子にはあんまりないことですよね。男性脳というのは、精神的な距離を公平に保ちたいという意識が働くそうで、付き合ったり結婚したりする女には心を配らなくなるそうです。女からしたら「なんじゃそりゃ」ですよ。
チューしたとかしないとか言ってるうちがいいこの先、ナナと矢野はなんやかんやすることになるんですが、続きは本編でお楽しみくださいませ。付き合うとか付き合わないとか、チューしたとかしないとか言ってるうちが、大した悩みもなくてホント幸せですよね。やーれやれ。
(監修・文:和久井香菜子、イラスト:菜々子)