20世紀のアメリカでは、子どもがワニに乗るのがトレンドだった。ワニと触れ合える楽園「ワニ農場」
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image credit:dangerousminds
ワニというと獰猛で、なかなか分かり合えることのない生き物というのが今の一般的な見解なのだが、1907年から1984年にかけ、米カリフォルニア州にワニとふれあうことができる農場があったという。
そこでは子どもたちがワニに鞍をつけて乗って遊ぶことができたのだ。
これまたずいぶん大胆なアトラクションがあったものだが、当時この農場はかなりの人気を誇り、約80年にわたって有名な観光スポットになっていたそうだ。
・ワニ乗り放題!?大人気だったワニの農場
このアリゲーターファームは1907年からおよそ80年間、米カリフォルニア州にあったワニの農場だ。
この施設は当時の主要観光スポットとしてにぎわい、入場料は25セントだった。訪れた人々はそこで1,000匹以上いたワニとふれあった。
そこでは単にワニを見るだけでなく、さまざまなアトラクションがあり、なんと子どもがワニに鞍をつけて乗ることもできたもできたのだ。
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しかもこんな極端なふれあいがあったにもかかわらず、事故は1915年に女性の世話係が体長1.8mのワニの尾を踏んで怒らせてしまい、右の太ももを噛まれたというものだけだったという。
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だが全盛期には雨で貯水池が氾濫して、農場に水とワニがあふれてしまい、近隣の住民が裏庭や個人プールにいるワニと出くわすようなこともあった。・移転と閉鎖。その後はフロリダに運ばれたワニも
その後1953年に、農場は同じ州内の別の場所に移転し、施設名をロサンゼルス・アリゲーターファームからカリフォルニア・アリゲーターファームに改名。それからは客足が遠のいて行き、1984年に経営不振のため閉鎖された。
そして一部のワニは米フロリダ州のある私有地に移されたといわれている。
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そのため今残っているワニと子どもの写真の中には、農場にいたワニとフロリダで暮らすワニが混在しており、厳密な判別は困難になってしまっているという。
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ともあれ、およそ信じがたいことだが子どもたちが気軽にワニに乗ることができた時代は本当にあったのだ。
via:dangerousminds、messynessychic / translated D/ edited by parumo
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