世界を沸かす準備着々。W杯2年前イベント「大分ラグビーファンゾーン」大盛況 (1/3ページ)

ラグビーリパブリック

左から後藤翔太さん、首藤甲子郎さん、今泉清さん。3人とも大分ラグビースクール出身。(撮影/松本かおり)

 さすが「おんせん県」。熱い。沸いている。2年後に迫ったワールドカップへ向けて、大分のラグビー盛り上げ熱が高い。

 10月8日、大分市いこいの道広場で「大分ラグビーファンゾーン2017」(主催/ラグビーワールドカップ2019大分県推進委員会)が開催された。これは、ワールドカップの試合開催地となっている同地が2年前イベントとしておこなったもの。駅前という最高のロケーションで様々なイベントが開催され、多くの人々が訪れた。

 駅から足を運ぶと入り口付近にウェッブ・エリスカップが飾られ、世界の祭典がやって来ることを感じさせた。大分出身の俳優、竹内力さん、ラグビー界からスペシャルゲストを招いての「ステージイベント」や、大人も子どもも気軽にラグビーを体験できる「ラグビーアトラクション」、ワールドカップ開催地や参加国の郷土料理が味わえる「ワールドグルメ」のエリアが設けられた。ラグビーファンも、これからそうなる人も楽しめる趣向を凝らしたものがたくさん用意されていた。

 国際色も豊かだった。

 別府にある立命館アジア太平洋大学の留学生、ラグビー部が参加し、ハカのパフォーマンスを披露した。ニュージーランド協会のコーチが子どもたちにラグビーの楽しさを伝えるコーナーもあった。訪れた人たちの中にも外国出身者の顔があちこちに見られた。

 ラグビー界からのスペシャルゲストは、大分出身の元インターナショナルプレーヤー、今泉清さん(元日本代表/元サントリー)、後藤翔太さん(元日本代表/元神戸製鋼)、首藤甲子郎さん(元セブンズ日本代表/元NECグリーンロケッツ)の3人だった。

 3人とも大分ラグビースクールで、このスポーツの素晴らしさを知った。自分を世界に連れて行ってくれたラグビーの原風景がこの地にある。そんな場所にやって来るビッグイベントの成功を祈念しての催しだから、3人とも故郷への愛情たっぷりに想い出を語り、ラグビーの魅力を発信した。

 中学校まで地元で過ごした後藤さんと首藤さんは、少年時代の記憶を懐かしんだ。

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