ハッシーの地方競馬セレクション(10/11)「第16回鎌倉記念(SIII)」(川崎) (1/2ページ)

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 新女王に王手!先週大井競馬場でおこなわれた「第14回レディスプレリュード(JpnⅡ)」。本命に推したクイーンマンボは、まずまずのスタートを切るとスッとポジションを取りに行くが、1コーナーで内の馬が膨れたため、外に振られるロス。それでもすぐに挽回し、好位4番手の位置を取る。3コーナー手前から仕掛け始めると、直線入り口では早くも先頭に並ぶ。あとはグングン伸びて後続を引き離す一方。終わってみれば2着馬に8馬身差を付ける圧勝。上がりは最速で2位とは0秒9差もあり断然。2着馬とは斤量差があったとはいえ、強いの一言です。その圧倒的な強さは、霊長類最強と言われているレスリング・吉田沙保里選手のようです。

 さて、今週は「第16回鎌倉記念(SⅢ)」が川崎競馬場でおこなわれます。全日本2歳優駿トライアルで、優勝馬には全日本2歳優駿への優先出走権が付与されます。

 本命に推すのはマッドドッグ。道営からの遠征馬ですが、ここまで3戦2勝の戦績。敗れた一戦は前々走の新冠ライオンズクラブ特別で、スタートで出遅れて先行出来ず9着。自分の形に持ち込めないと脆い面がある半面、前走は自分の形に持ち込むと粘り強さを発揮して優勝。それも4コーナーでは外からかぶせられてしまい、一介の馬ならそこで下がっていってしまうが、本馬はそこから盛り返して先頭に立ち、外から勢いよく一番人気のサザンヴィグラスが追い込んでくると、もうひと伸びを見せてのものだから能力があります。今回は初の左回りですが、初戦、前走と直線はしばらく右手前で走っており、手前を替えたのは残り100mあたりから。右手前からなかなか手前を替えないあたり、左回りの方が合うのかもしれません。スタートが決まり、自分の形で競馬が出来ればここでも十分勝ち負けになると見ます。

 相手本線はユニバーサルライト。前走のイノセントカップでは、終始外を回るロスが響き伸び切れず4着。血統的に距離が延びて良さが出そうな馬だけに、今回の距離延長はプラスになりそうで、巻き返す可能性は高いでしょう。

 ▲はシェーンリート。

 以下、ゴールドパテック、ポッドジゼルまで。

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