嵐・松本潤『ナラタージュ』2位スタート&視聴率微増のビミョーな結果に

デイリーニュースオンライン

Photo by Kim Seonhong(写真はイメージです)
Photo by Kim Seonhong(写真はイメージです)

 嵐・松本潤(34)主演の映画『ナラタージュ』が10月7日に封切られた。同作は、数々の恋愛小説を世に送り出してきた、島本理生の同名小説が原作で、「この恋愛小説がすごい! 2006年版」(宝島社)の第1位に選ばれたほどの人気作。それだけに、実写化が発表された際には賛否両論が巻き起こり、公開前からなにかと話題性のある作品であった。

 さらに、ヒロインを演じる女優の有村架純と松本との“ベッドシーン”も見どころのひとつとして取り上げられることが多かったが、完成披露試写会に参加したファンからは、「ベッドシーンが売りではない」というツッコミの嵐に。一体どんな作品になるのか、公開を心待ちにしているファンは多かった様子だった。

 しかし、興行通信社より発表された10月7~8日の「全国映画動員ランキング」では、『ナラタージュ』が第2位という結果に。同じく新作として登場した、北野武監督・主演作品の『アウトレイジ 最終章』が初登場1位を飾っている。同作は、R15指定のバイオレンス映画ではあるものの、2010年に公開された『アウトレイジ』、12年公開の『アウトレイジ ビヨンド』に続く3作目ということもあり、公開直後から同シリーズのファンが劇場に詰め掛けたよう。相手が“強敵”だったとも言えるが、全年齢を対象にした恋愛映画の『ナラタージュ』も、十分1位を獲得する可能性はあっただろう。

 また、松本は『ナラタージュ』公開翌日の8日、バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)に登場。お笑い芸人の宮川大輔とともにタイで行われた“田植え祭り”に参加することに。松本と宮川はお揃いのハッピを着用し、頭にはねじりハチマキを装着。祭りが始まる前の松本は「多分ドロドロになんないと思う」と、“アイドル”らしく田植えをしてみせると自信たっぷりだったが、田んぼに足を踏み入れると、どんどん泥まみれに。さらに、水まで浴びせられ、「なにこの祭り!? なんなのこれ? 意味わかんないよ」と“ブチギレ”する一幕も。不機嫌な松本を見て、宮川がスタッフに「この空気に負けない!」と鼓舞し笑いに変えていたが、松本にとっては相当過酷なロケになったようだ。

 松本としてはこれまでにないほど体を張って企画に挑み、視聴率も16.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)を獲得した。前回1日のスペシャル放送では14.6%を記録していたため、1.8ポイントの大幅アップ。しかし、同番組は20%超えの高視聴率を叩き出すことも珍しくないだけに、視聴率としてはなんとも微妙な結果となった。ちなみに、番組の最後にはサラリと『ナラタージュ』の宣伝もあった。

 数字としては可もなく不可もない結果となってしまったが、映画レビューサイトを見てみると、『ナラタージュ』には「夢の中のような儚さと美しさを感じる、生身の体温の残る作品でした。大人におすすめの作品」「何度も見返したくなる、人に勧めたい映画です」「爽快感や緊迫感はないけれど、静かに熱くなれる映画。出会えてよかった」という高評価が並んでいる。今後どこまで巻き返せるか、注目したい。

文・ジャニーズ研究会(じゃにーずけんきゅうかい)
※ジャニーズを愛する有志による記者集団。『ジャニーズ50年史』『完全保存版ジャニーズの歴史――光も影も45年』『ジャニーズに捧げるレクイエム』(鹿砦社)など多数の出版物を刊行。

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