「問題ない」の敬語表現は? ビジネスシーンでの適切な表現【パターン別】 (2/3ページ)

フレッシャーズ

ただし、ビジネスシーンで使う場合には少し堅苦しい言葉遣いではないでしょうか。勤め先の社長やクライアントの重役等、立場に開きがある相手ならともかく、直属の上司や年齢の近い先輩に対しては距離を取っているような印象を与えかねません。

「問題ない」を違う言葉に言い換えてみる

「問題ない」という言葉は何か問い掛けがあって、その返事として発すると考えられます。以下のような問いに対してはどのように答えればよいでしょうか。

「問題ない」の言い換え1 「〇月〇日にアポイントをお願いします」と言われた場合

ビジネスシーンでは、会議や商談の日程を確認する際に「問題ない」という旨を答えることがあります。「〇月〇日にアポイントをお願いします」と言われて、特に予定がなければ「問題ない」と答えるわけです。この場合の「問題ない」を敬語にするなら「承知しました」「かしこまりました」と答えれば意味は通じます。

「問題ない」の言い換え2 「進捗(しんちょく)状況はいかがでしょうか?」と言われた場合

これもよくあるパターンですが、作業の進捗を問われた際に「問題ない」と答えることがあります。期日どおりに作業が終わる、という意味で「問題ない」というわけです。「進捗状況はいかがでしょうか?」と尋ねられた際は「順調です」とか「予定どおり納品できそうです」などと答えるとよいでしょう。

「問題ない」の言い換え3 「お送りした契約内容でよろしいでしょうか?」と言われた場合

契約書の内容など、間違いがないかどうかの確認を求められたときも「問題ない」と答えます。「大丈夫です」という答えが考えられますが、相手によっては不十分です。自分よりも上の立場の人に対しては「差し支えありません」と答えましょう。

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