北海道や札幌市などが参画する『ブロックチェーン北海道イノベーションプログラム』ブロックチェーンを活用した医薬品売買システムのPoCを完了 (2/6ページ)

バリュープレス




【BHIPによるブロックチェーンを活用した医薬品売買システムのPoCについて】

BHIPでは「エンジニア育成」の一環として、また「ブロックチェーン技術をビジネスへ活用する可能性を探る」ことを目的として、ブロックチェーンを活用した実証実験を行っております。今回第一弾として、ファーストブレスとBHIP事務局であるINDETAIL、北海道銀行の3社共同で「ブロックチェーンを活用した調剤薬局のデッドストック解消サービス」を想定したPoCを行いました。


<3社の連携イメージ>


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM0NDI5OSMxOTExNDYjNDQyOTlfbmdXTEFyd3NoRi5wbmc.png ]


■PoC実施の背景:現在の調剤薬局が抱える課題

全国の調剤薬局数は2015年末時点で58,000店舗(※3)。国内人口の高齢化による影響で市場は拡大しており、その数は全国のコンビニエンスストア店舗数(約54,000店舗)よりも多い状況です。しかし、医療費削減の流れから、調剤報酬の引き下げによって薬価差益が縮小し、利益率は恒常的に下落しています。また後発品(ジェネリック)の普及により常備する在庫品が増加しているため、デッドストック医薬品が在庫を圧迫し、これまで以上に効率的な薬局経営が必要となっています。


そのような背景の中、2016年12月に経済産業省からの発表で、薬局間の医療用医薬品の売買に係る、医薬品医療機器法の適用範囲がより明確となりました(※4)。このことにより、これまで仲介業者が支援してきたデッドストック解消サービスが医薬品医療機器法の適用外となり、改めてコスト削減のために慣例的に行われてきたデッドストック医薬品の譲受・譲渡サービスの拡大が、新市場として期待されています。
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