海洋堂が鬼像を緻密に再現!謎多き仏師・康弁の国宝「天燈鬼・龍燈鬼立像」がフィギュアに (1/2ページ)

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海洋堂が鬼像を緻密に再現!謎多き仏師・康弁の国宝「天燈鬼・龍燈鬼立像」がフィギュアに

天才仏師・運慶(うんけい)の才能を受け継ぐ、運慶の三男である謎多き仏師「康弁(こうべん)」による立像が、海洋堂によってフィギュアになりました。

康弁は父・運慶の支持に従い、様々な仏像の制作に関わっていましたが、今回フィギュアになったのは康弁の代表作である、天燈鬼・龍燈鬼立像。奈良県・興福寺の西金堂に安置されいた、天燈鬼と龍燈鬼の一対になった木彫りの像で、現在は国宝に指定されています。

「運慶の継承」- 康弁作 天燈鬼・龍燈鬼立像 –

仏前に火を灯す為の燈を鬼に持たせるという図像や、四天王に踏みつけられている邪鬼を単体で表現している点などは、仏像としては異例の作品とも言えます。

そして表情にも注目。右側の天燈鬼の口は大きく空いており阿形(あぎょう)を表現。左側の竜燈鬼の口は一文字に閉じ、吽形(うんぎょう)を表現。一対で阿吽(あうん)を示しています。

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