Wake Up,Girls! 新章 第1話「私たち、Wake Up, Girls!でーす!」【感想コラム】 (4/5ページ)
しかし、今作のWUGは既に東京という大舞台でライバルである『I-1』、同じように博多ローカルから這い上がってきた『ネクストストーム』、全てを退けて優勝したあとの物語。
単純に言えば1度ローカルから這い上がった”あと”の物語を描いています。まあ続編なので当然ですが。
全国的にはまだまだ無名(社長曰く、ミジンコ)だけれども、地元・仙台では冠番組をもち安定した地位を確立し、全国規模での仕事も普通にもらえて、彼女たちに憧れて「踊ってみた動画」をあげちゃうファンさえいるレベルのアイドルになりました。普通に順風満帆じゃね!?
そういう意味で言えば例え続編でも、この新章はたしかに今までと同じようなWUGではなく、”別物”であり”新しい”ストーリーのWUGなんです。
逆に言えばこれは「Wake Up,Girls」という”ただのアイドル”による”ただのアイドルアニメ”となったとも言えるのではないのか。
これを『なってしまった…』とネガティブに捉えるか、『これもWUGだ!』とボジティブに捉えるかで人によっては印象がガラリと変わってくる作品ではないかと思います。
…と、言っても根幹にあるWUGの本質は新章になっても健在です。
新章のテーマは”アイドル不況”。まあ下を見ればアイドル、上を見ればアイドル、アイドル飽和時代の弊害とも言えますね。
人気アイドルだったI-1もその余波を受けており、全国的な知名度もないWUGも例外なく窮地に立たされていました。さあそこから這い上がれ!ってのが今回のストーリー。
自分はこのシリーズが好きなので、ここまでかなーり長々と語ってしまいましたが、各話感想のコラムなので、1話の感想を言うならば、変わった部分はたしかにある!でもこれは新たなスタートを切ったWUG!というワクワク感を感じる1話でした。
そんな、新章で特に大きく変わったのはライブシーン。
これまでの手描きのダンスシーンから3DCGで、直接本人たちのダンスをモーションキャプチャでモデリングしてリアルさにこだわって描かれている素晴らしいダンスシーンなのですが、どちらかと言わせてもらうと前者のほうが自分は好きでした…。