欧州チャンピオンズカップ熱闘始まる 下部大会では初出場ロシアチーム大金星 (1/2ページ)

ラグビーリパブリック

 ラグビーの欧州最強クラブを決める「ヨーロピアン・チャンピオンズカップ 2017-2018」が先週末に開幕し、史上2チーム目の3連覇を目指すサラセンズなどが白星発進した。

 サラセンズは同じプレミアシップ(イングランド)クラブのノーサンプトン・セインツと対戦し、前半だけで4トライを奪い57-13でアウェイゲームに快勝した。新加入のウェールズ代表WTBリアム・ウィリアムズが2トライ。

 サラセンズと一緒のプールに入った昨季準優勝のクレルモン・オーヴェルニュ(フランス)も、敵地でオスプリーズ(ウェールズ)を26-21で下し、悲願の初優勝へ向け幸先の良いスタートを切っている。

 元イングランド代表の英雄、ジョニー・ウィルキンソンらがいた2012-13シーズンに初めて欧州の頂点に立ち、黄金時代を築いて史上初の3連覇を遂げたトゥーロン(フランス)は、3季ぶりのタイトル奪還へ向けた初戦は、スカーレッツ(ウェールズ)に21-20で競り勝った。昨季プロ12(現 プロ14)の王者であるスカーレッツは、18点ビハインドから、新加入のFBリー・ハーフペニーが古巣相手に1トライを含む15得点の活躍などでゲームをひっくり返したものの、トゥーロンは後半23分にSOフランソワ・トゥラン=デュックが逆転PGを決め、接戦を制した。

 昨季プレミアシップで初優勝を遂げたエクセター・チーフスは、スコットランド勢から唯一参加で今季プロ14の首位を走るグラスゴー・ウォリアーズを24-15で下している。

 イタリアからも1チームのみが出場となり、ベネトンに期待が集まるが、適地でバース(イングランド)に0-23で完敗。次節は地元のトレヴィーゾでトゥーロンに挑む。

 アイルランド勢として最多3回の優勝を誇るレンスターは、地元ダブリンで、今季第1節・最多動員となった1万5995人が観戦するなか、モンペリエ(フランス)に24-17で勝ち、6季ぶりの王座を見据える。

 出場20チームが5組に分かれたプールステージの戦いは、各組、来年1月21日までにホーム&アウェイの2回戦総当たりをおこない、各1位と、それ以外の成績上位3チーム(計8チーム)がノックアウトステージに進む。

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