ドリフト競技って、どんなスポーツ?観戦の仕方やおすすめ車種も紹介! (2/4ページ)

イキなクルマで

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■ドリフト競技には、どんな歴史がある?

ドリフト自体は目新しいテクニックではありませんが、競技として始められたのはここ25年くらいのことです。1990年代、チューニング雑誌の『CARBOY』や『オプション』が主催する「CARBOYドリコン(ドリフトコンテスト)」「いか天(いかす走り屋チーム天国)」などがドリフト競技の原点だといわれています。そう、ドリフト競技とは日本が生み出したものだったのです。ただ当時は現在ほどルールが明確になっていたわけではなく、審査基準もあいまいなものが多く存在しました。 2000年代に入ると「全日本プロドリフト選手権(D1グランプリ)」が誕生。そのほかにも「フォーミュラD」などが登場し、ドリフト競技は一気にメジャーなカテゴリーとして認知されるようになりました。そして2017年には「FIA インターコンチネンタルドリフティングカップ(IDC)」と呼ばれる世界選手権が開催。ドリフト競技は、モータースポーツの新しいムーブメントとなったのです。

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■ドリフトをしてみたい!どうすればできる?

高等テクニックと前述しましたが、ドリフトはコツさえつかんでしまえばさほど難しいものではありません。ただし、いくつか条件があります。それは以下のとおりです。 ①FR(後輪駆動車)であること ②クルマにある程度パワーがあること ③LSD(差動制限装置)がクルマに付いていること もちろんFF(前輪駆動車)や4WDでもドリフトは可能ですが、FRよりもはるかに難しくなります。初心者はFRを迷わず選びましょう。LSDは、ドリフトには必須ともいえるアイテムです。左右のタイヤの回転差がなくなり、クルマのコントロール性が上がります。 それではどうやればドリフトはできるのかということですが、ここでは初歩的な「サイドドリフト」の説明をしましょう。 ①40km/h程度で走りながら、ステアリングを曲げたい方向へ切る。クラッチを切ると同時にサイドブレーキを引き、後輪のスライドを誘発する。

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