木村拓哉、ボディーガード役も「SP演じた岡田准一に全てで劣る」の前評判

デイリーニュースオンライン

Photo by Pixabay(写真はイメージです)
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 木村拓哉(44)が1月スタートのドラマ『BG ~身辺警護人~(仮題)』(テレビ朝日系)でボディーガード役に初挑戦することが19日、報じられた。木村は「ボディーガード」という役柄に早くもやる気を見せているが業界内の反応は芳しくない。

「ボーディーガードや身辺警護といえば、『SP 警視庁警備部警護課第四係』がハマリ役の岡田准一(36)がいます。比較されたら演技・アクション・新鮮味、全てで木村が見劣りするのは目に見えています」(週刊誌記者)

 岡田は、木村にとってジャニーズの俳優チームでライバル関係にあると言われている。木村は『武士の一分』で「第30回日本アカデミー賞」で主演男優賞にノミネートされ、受賞間違いなしと言われながら、ジャニーズの方針で辞退させられている。ところが、「第38回日本アカデミー賞」でV6の岡田の時はジャニーズが賞取りに積極的で、『永遠の0』と『蜩ノ記』で主演&助演の2冠を受賞して話題となった。それ以来、木村だけでなく木村のファンの間でも俳優・岡田准一にライバル心を持つ者が増えたという。

「今年GWも、莫大な宣伝費をかけて興収100億を狙った『無限の住人』が、岡田の『追憶』に惨敗しました。その後も岡田は『関ヶ原』が100万人動員のヒット。木村もそれを意識してか、同じ原田眞人監督で『検察側の罪人』(18年公開予定)にクランクインしましたが、いかんせんテーマが社会派で一般受けしづらく、題材選びで岡田に負けているとの評判もたっています」(同記者)

■本格アクションでは勝ち目なく恋愛ドラマ勝負か?

 今作は、ボディーガードを題材にするということで木村が「アクション」に挑戦するのではないかというファンの期待も多い。だが、アクションでも一歩先をゆくのは岡田のようだ。

「岡田の身体能力は日本の俳優でもダントツのNo.1。岡田は”身辺警護”の役作りも兼ねて、ブルース・リーが創設した実戦格闘技ジークンドー、フィリピンの国技武術エスクリマ、総合格闘技USA修斗の3分野でインストラクター資格を有するほど。『SP 革命篇』の試写では千葉真一(78)主催のJAC(ジャパンアクションクラブ)出身の堤真一(53)でさえ『岡田くんとはアクションをやりたくない』と舌を巻くほど身体がキレている。木村の運動神経が良いといっても比較されたら厳しいでしょう」(別の映画雑誌編集者)

 それゆえか『BG』の公式サイトには10月20日時点で「アクション」という文字は1字も書かれていない。

「脚本は『GOOD LUCK!!』(TBS系)や『エンジン』(フジテレビ系)などで木村主演ドラマも手掛けた井上由美子(56)です。ボディーガードといっても、『SP』のような緻密なサスペンスアクションではなく、F1、F2層相手の恋愛を軸にした人情ドラマ勝負を予定してるようです」(前出・記者)

 キムタクブランドの低下は「何をやってもキムタク」という、演技幅の狭さに原因があると言われた。SMAPという枷が外れ、44歳になった木村はどんな新境地を見せてくれるのか、あらためて注目したいところだ。

文・麻布市兵衛(あざぶ・いちべい)
※1972年大阪府出身。映像作家、劇団座付き作家などを経て取材記者に。著書は『日本の黒幕』、『不祥事を起こした大企業』(宙出版)など多数あり。
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