構図の技、色彩の技…葛飾北斎の隠し技がすごい!知って北斎展を100倍面白く (2/4ページ)

Japaaan

「五百らかん寺さゞゐどう」画像出典元:ウィキペディアより

なんと絵の中の人が私たちと一緒に奥の富士山を見ています。私たちの視線はまず手前の人たちを捉え、彼らの視線に導かれるように奥の富士山へと導かれます。北斎はこのように見る人の視線を手前から奥へと誘導することで、自然に遠近感を感じさせることに成功したのです。

「百人一首 うはかゑとき 赤染衛門」画像出典元 ボストン美術館

こちらの絵も同じく人から月へと視線が誘導されます。私たちと一緒に、月を眺める女性たち。遠い月に手を伸ばしたくなるような、美しく少し切ない夜です。

こだわりづくしの色使い

北斎が特に強いこだわりを持って取り組んだのが「色彩」です。彼はたとえ暗い色を出したい時にも、淡い色から幾重にも色を塗り重ねて、複雑な深い色味や質感を生み出しました。

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