【世界の街角】地図職人は悪夢を見る?ブルガリア第2の都市、プロヴディフの旧市街をお散歩 (3/3ページ)

民族復興様式が見られるのは、なにも邸宅だけではありません。1832年に建設された独特の外観が目を引く聖コンスタンティン・エレナ教会には、民族復興期の巨匠ザハリ・ゾクラフらが手掛けたイコンがあります。

これらの美しい建造物の数々に加え、都会の喧騒とは無縁の、時が止まったかのようなのんびりとした雰囲気がプロヴディフの旧市街の魅力。

町というよりも村のようなのどかな空気に包まれて、お屋敷を訪ね歩いていると、ここがブルガリア第2の都市であることが嘘のように思えてきます。

狭い路地が張り巡らされた起伏の多いプロヴディフの旧市街では、昔から「画家は夢を見、地図職人は悪夢を見る」といわれてきました。
そんな迷路のような町では、迷いながら歩くのもまた楽しいもので、意図せず入り込んでしまった道で、思わぬ素敵な風景に出会えることも。
ここでは、ゆったりと流れる時間に歩調を合わせ、日常と非日常が融合したどこか幻想的な風景をじっくりと味わいたいものです。

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