『ユニバーサル広告社』魅せる和久井映見の「実力」

まいじつ

『ユニバーサル広告社』魅せる和久井映見の「実力」

10月20日から始まった連続ドラマ『ユニバーサル広告社~あなたの人生、売り込みます!~』(テレビ東京系)は、初回放送の平均視聴率が4.4%で、かなり苦しいスタートになった。

主人公の杉山利史(沢村一樹)は、日本を代表する広告代理店の帝国エージェンシーに勤務していたコピーライター。さまざまなキャッチフレーズを生み出した杉山は、世間からも注目される存在になったことで天狗になり、同僚と喧嘩するというきっかけもあり、会社から独立しようと画策するが、鳴かず飛ばずの日々が続く。そんな杉山に救いの手を差し伸べたのは、小さな広告代理店のユニバーサル広告社だった。そこの一員として働くことになった杉山が、廃れたシャッター商店街の再生に挑んでいくという、コメディー色の濃いヒューマンドラマだ。

「ほかのテレビ局がバラエティー番組を並べている時間帯なので、視聴率は厳しいですが、街の再生というテーマは面白いと思います。出演者のなかでは、広告社をひそかに応援する喫茶店の看板娘という藤沢さくら役の和久井映見がいい味を出しています。すでに46歳の和久井に“看板娘”というのも何ですが、違和感はほとんどありません。役柄はかつて広告会社勤務の男性に騙されたという過去を持つ独身の女性で、ユニバーサル広告社の人々との絡みでキャッチコピーのヒントを出したりするのですが、喜怒哀楽の表現という点では、沢村や要潤といった主演メンバーを完全に食っています。実力派女優ここにあり、という感じです」(演出家)

SNSには和久井に対するコメント多数

1話目では、結婚式場が唐突にポスターを差し替えたいと注文を付け、わずか1日でポスターを仕上げるという展開だった。ここで和久井がヒントを出して広告社のメンバーの手助けをするのだが、「どういう結婚式を挙げたいか」と問われて「派手じゃなくても思い出に残るような結婚式を挙げることができたら」と答え、ポスターの制作に結び付いていくのだ。

SNSでも《和久井がいい味を出していた》、《和久井の涙に感動した》、《和久井が差し入れに作るおにぎりがおいしそう》などと、和久井へのコメントが多く並んでいた。

「主演の沢村は和久井とは息がぴったり合っていて、撮影の合間も仲よく談笑しており、いいコンビになりそうです。この先、物語としては恋愛もにおわせていますから、注目したいところです」(同・演出家)

ベテラン女優健在というところを見せるドラマになりそうだ。

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