天才テリー伊藤対談「ケンドー・カシン」(3)北朝鮮での興行はすごい体験でした (1/2ページ)
テリー マスクをかぶるきっかけって、何かあったんですか?
カシン デビューして4年後ぐらいですかね。半年間ぐらいヨーロッパ遠征に行きまして、その時に現地のプロモーターから「マスクを持ってこい」って言われたんです。
テリー 顔が隠れることに、抵抗はなかった?
カシン それはなかったですね、マスクマンに憧れていたところもありましたから。実際、マスクをかぶるとやりやすいんですよ。スイッチが入るというか、人格が変わる感じもあって。
テリー ああ、武藤(敬司)さんがグレート・ムタに変わるみたいな感じだ。
カシン ええ、例えば勢い余ってお客さんを殴っちゃった時でも、マスク取っちゃえば、こっちのことはわからないですし。
テリー アハハハ、悪いヤツだなァ。新日時代は、(アントニオ)猪木さんの付き人をしていた時期もあったんですよね。近くで見た猪木さんって、どんな印象?
カシン 周りにいると振り回されちゃいますけど、一緒にいればおもしろいですよ、やっぱり出てくるアイデアとかすごいので。
テリー そういえば、10年以上前に「新エネルギーを開発した!」ってホテルで発表会やってたよね?
カシン ああ、永久電気でしたっけ(笑)。
テリー それだ! 結局、装置が動かなくて失敗したんだった(笑)。当時は「何、バカなことやってるんだ?」と思ったけど。
カシン いやいや、あれはネジが外れていたんです。
テリー だったら、締め直せばいいじゃない。
カシン 特殊なネジなので、すぐに締め直せなかったんですよ。