品川祐、元SMAPの72時間テレビに出演ならず…ファンから感謝と憶測相次ぐ

デイリーニュースオンライン

Photo by Photking(写真はイメージです)
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 お笑いコンビ・品川庄司の品川祐(45)が11月1日、ツイッターで「(元SMAPの稲垣吾郎(43)、草彅剛(43)、香取慎吾(40)が登場するAbemaTV『72時間ホンネテレビ』の出演者募集に名乗りをあげたものの)今の段階でオファーがないので、多分ホンネテレビの出演ないと思います。残念。72時間・・全部は無理だけど空いてる時間見ます。」とつぶやき、元SMAPファンたちから「品川さん最初に手を挙げてくれてありがとう」「残念だけど味方になってくれたことは忘れません」と温かい感謝の言葉が届いている。

 嫌われ芸人として名高い品川と元SMAPファンという奇妙な組み合わせが生んだ美談だが、業界関係者の見方は全く違っているようだ。「吉本興業は『72時間』にはタレントを一人も送り込まない徹底無視の姿勢で、ジャニーズへの”忖度”を選んだのでは」と語るのはある週刊誌記者だ。

「吉本興業とジャニーズ事務所は芸能界のMC枠を巡る住み分け問題で『邪魔もしないかわりに、争いもしない』という共存関係にあります。数に限りがある番組MCをバランスよく二分割し、ジャニーズ仕切りの番組には吉本の若手芸人がサポートで入り、吉本仕切りのバラエティにもジャニーズから若手アイドルを送り込むという談合が続いていた。それだけに無理に”新しい地図”に肩入れしてジャニーズの機嫌を損ないたくないのでしょう」

 一部メディアでは、メリー喜多川副社長(90)から広告代理店、テレビ局関係者には「3人を使うな」との指令が飛んだと報じられているが、「女帝の意向を察した吉本興業が忖度した」のではとの見方が広まっているようだ。

■「単に3人組が品川を嫌いなだけだろ!」という冷静なツッコミも

 だが、世間やマスコミが圧力だの忖度だのと言って”巨大ジャニーズ帝国”と”悲劇の品川”のドラマを夢想する一方で、「単に品川が3人組に嫌われてオファーなかっただけでは」というシンプルかつ強力な意見もある。

「どう考えても市川海老蔵(39)、亀田興毅(30)、堀江貴文(45)、GRAY、爆笑問題、三谷幸喜(56)の並びに品川がいたら不自然で格落ち感がハンパない。他にも「出たい」と名乗りを上げた売名アイドルや売れない芸人はたくさんいましたが、いくら3人が業界の”共演NG”の圧力に困ったとしても、品川クラスのタレントに出演を依頼するわけがありません」(テレビ局関係者)

 品川がテレビ以外に小説家に映画監督とマルチの才能を発揮していた頃、世間の皆が品川の人気に対してモヤモヤした”違和感”を感じていた。だが、有吉弘行(43)の「おしゃべりクソ野郎」とひと言が、品川の違和感に光を当て、視聴者がモヤモヤの正体が”嫌悪”なのだと知った瞬間があった。今回もただの美談で終わらせず、品川の「残念だ」という余計なひと言で、吉本側も元SMAP組も心波立たせたことは想像に難くない。まさに嫌われ芸の品川祐の面目躍如か。新SMAPの3人は品川を呼ばなくて正解だったかもしれない。

文・麻布市兵衛(あざぶ・いちべい)
※1972年大阪府出身。映像作家、劇団座付き作家などを経て取材記者に。著書は『日本の黒幕』、『不祥事を起こした大企業』(宙出版)など多数あり。
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