清宮幸太郎を待ち受ける「未知なるプロの洗礼」(1)栗山監督は清宮パパに心酔 (1/2ページ)

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清宮幸太郎を待ち受ける「未知なるプロの洗礼」(1)栗山監督は清宮パパに心酔

「7球団競合」でドラフトの話題を独占した早実・清宮。6球団から指名された、かつてのスーパースター・清原和博をしのぐ各球団の熱烈歓待ぶりだったが、高校通算本塁打111本を記録した怪物には、未知の「プロの洗礼」が待ち受けている!

「最大10球団指名」などスポーツ紙上では、過剰な人気集中が予想された今年のドラフト。蓋を開けてみれば、早稲田実業・清宮幸太郎(18)がロッテ、ヤクルト、日本ハム、巨人、楽天、阪神、ソフトバンクと、実に7球団からの1位指名を独り占めした。そして、入団交渉権の当たりクジを強運で引き当てたのは、07年の中田翔(28)、10年の斎藤佑樹(29)、11年の菅野智之(28)=入団拒否=などに続き、またしても日本ハムであった。

 ドラフトに先駆け、10月2日に、その日本ハムと、「ウチのスタイルに合わない」と、清宮を指名リストから外した広島を除く10球団が国分寺市の早実を訪れ、事前面談が実施された。指名までの舞台裏についてスポーツ紙デスクが明かす。

「この面談で清宮サイドから“選別”されて指名を回避した球団もあったようです。オリックスはハナから他球団を攪乱するためのドラフト戦略として動いていたにすぎません。球団施設の老朽化を父・克幸氏(50)にバッサリ斬り込まれた西武も同様で、一塁に5億円助っ人のメヒア(31)、山川穂高(25)がかぶっていることもあり、水面下では左腕投手の獲得を進めていた。また、オーナー主導で獲得に成功すれば観客動員につながると見込んでいた中日も、高卒野手育成の実績に乏しいことが清宮家の印象を悪くしていたようで、名より実を取り、現場の補強ポイントであった投手、捕手の獲得に切り替えています」

 このほか、清宮自身が筒香嘉智(25)の育成について質問攻めにしたDeNAも、最終的に高倍率の競合を避け、大学生左腕の一本釣りにシフトし、まんまと成功している。

 結局、4球団が指名から撤退する中、独自路線で虎視眈々と“清宮獲り”を進めていたのが日本ハムだった。スポーツライターが打ち明ける。

「清宮幸太郎を待ち受ける「未知なるプロの洗礼」(1)栗山監督は清宮パパに心酔」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2017年11/9号ドラフト会議早稲田実業清宮幸太郎日本ハムスポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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