元SMAP生放送で森且行「だって会いたいもん」香取慎吾とのやり取りに感動の嵐 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■森の存在を禁じたジャニーズ「SMAPは最初から5人だった」

「番組中、オートレース宿舎の食堂でのトークで香取は森に尋ねています。『今回はこうやって森くんを訪ねて来れたけど、ずっと行って良いのかなという気持ちがあった。森くんの中に、いやちょっと(来てほしくない)って気持ちなかったの?』と。森は意外そうな顔で『いや全然ないよ、だって会いたいもん!』と答えています。今回ハッキリ分かったのは『森くん側はメンバーを一切拒んでいなかった』ということでした」

 長年、マスコミの間で広まっていたのは『森がキッパリ芸能界と縁を切りたがっており、SMAPメンバーとの交流も遮断している』という認識だった。ではなぜ、そのような通説が流れたのだろう。

「ジャニーズは、21年前に森の”レーサーになる”という夢を許しませんでした。森は近藤真彦(53)のようにレースと芸能の両立を目指したのですが、SMAPに社運をかけていた事務所側はそれを許容できなかった。そこで森が年齢制限ギリギリの年に取った決断は、レーサー試験を受けることでした(※現在は年齢制限は撤廃)。50倍もの難関を突破した森はやむなく芸能界引退を決断、ジャニーズはこの謀反に激怒し、『SMAPは最初から5人だった』というお触れが各テレビ局・報道関係者に出回ったんです」

 その後はテレビでSMAPの過去映像が流れるたびに、森の映った部分は巧みにカットされ、トーク番組で森の名を出すこともタブーになったのは周知の通り。同関係者によれば、ジャニーズの脱退者へのお仕置きは他にもあったという。

「森は脱退後、ユニクロのCMに出演したのですが、なぜか代理店筋から圧力があり、急に別のCMに差し代わるという事件がありました。そしてジャニーズはオートレースを主催する公益法人JKAに”森をオートレースの看板にするのはいいが元SMAPの肩書きを絶対に使うな”と通達を出します。それで芸能慣れしてないJKAは森を広告塔にするのを必要以上に控えたことで、”森が芸能界を嫌ってる”という噂に繋がったようです。14年に『SMAP×FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)で森からの手紙が読まれる雪解けがあり、森も公の場で元SMAPの肩書きが使えるようになりましたが、それ以前は完全なタブー扱いでした」

 芸能界の大きなウネリの中で阻害されてきた友情は、名実とも「自由」を手にしたことで復活したようだ。ちなみに、森がSMAP脱退会見を行った時、ジャニーズは他のメンバーに出席禁止を命令したと言われる。だが、その時、指示を破ってまで森に付き添い、場を明るくしたのはリーダー・中居正広(45)だった。森が今も慕っていると言われる男、中居はどのような心境で4人の共演を見ていたのだろう。

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文・麻布市兵衛(あざぶ・いちべい)
※1972年大阪府出身。映像作家、劇団座付き作家などを経て取材記者に。著書は『日本の黒幕』、『不祥事を起こした大企業』(宙出版)など多数あり。
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