ちょっとフライング?2017年の自動車業界10大ニュースをまとめてみた (3/5ページ)
登録した目的地に到着するまで、自動で加速と減速を行ってくれる。例えば高速道路では、料金所や出口、ジャンクションが近づくと、自動的に減速する。また、「アクティブ・スピード・リミットアシスト」は、道路工事による速度制限の標識を読み取り、制限速度まで自動的な減速を行うというもの。
また、BMWの5シリーズに採用される「ドライビング・アシスト・プラス」は、世界最高レベルと言われ、ひと組のステレオカメラと前向きに3つ、後ろ向きに2つの合計5つのミリ波レーダーを使う現在最高峰と思われるシステムで、衝突回避・被害軽減ブレーキや時速10km以下で無人で動くリモート・コントロール・パーキング、後車追突警告なども備えていて、ほぼ全車速で使うことができます。
さらに、BMWでは2021年に自動運転車を市場に投入する計画であり、『7シリーズ』をベースにした自動運転プロトタイプ車を、2017年内に40台製作し、公道での走行テストを開始するとしています。
次ページ 自動車業界10大ニュース第5位~第4位
■自動車業界ニュース第5位:2040年には内燃機関エンジン廃止へ7月に入り、イギリスとフランスが相次いで2040年までに、ガソリンおよびディーゼルエンジン車の販売終了を目指すと発表しました。それ以外でも、市場規模の小さな国、例えばノルウェーは内燃機関全廃ではないが、2025年までに販売車両のすべてを純EV、もしくは充電可能なPHEVにするとし、オランダもそれに似た政策を推進しています。また、最大の自動車マーケットである中国でも同じような政策が準備されているとされ、EVへのパラダイムシフトが現実味を帯びてきました。
その要因としては、バッテリーの高性能化やインフラ整備にめどがついたことや、環境対策への本格的な対策が急ピッチで求められたことなどがあります。ボルボを始めとする自動車メーカーも全車電動化へのシフトを明言する中、日本政府からは未だに詳しい政策は発表されていないのが気になります。政府とメーカーともにこの流れに乗り遅れることにならなければいいのですが。