お葬式の日取りが決められなくなるかもしれない「2033年問題」とは?! (1/2ページ)

心に残る家族葬

お葬式の日取りが決められなくなるかもしれない「2033年問題」とは?!

「友引の日にはお葬式は行わない、仏滅の日には仏事をするのが良い」ーー六曜(ろくよう・りくよう)は日本の暦の中でなじみ深い暦注だ。どの手帳やカレンダーにも書かれているこの六曜、実は来る2033年には大問題が待ち構えているのだ。ひょっとしたら2033年の秋ごろから、お葬式の日取りが決まらなくなってしまうかもしれない。いったい何が起こっているのだろうか?

■「六曜」とは? 基本知識とその決め方

六曜とは主に冠婚葬祭などの儀式に関わり、いつ行うと縁起がいいか、あるいは悪いかを判断するのにつかわれる暦注で、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つ存在する。明治時代に入ってから政府に一時禁止されるも、第二次世界大戦後は吉凶にまつわる統制もなくなって再び暦に用いられるようになって現在に至る。日本ではかなり強い影響力を持っており、多くの手帳やカレンダーに記載されている。

六曜は、先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口 という順番で繰り返す。ただし旧暦における毎月1日の六曜はすでに決まっているため、今でも旧暦に基づいて六曜が決まることになる。その求め方は下記の通り。

[(旧暦における月)+(旧暦における日)]÷6=(計算の答え)…あまり
※この「あまり」の部分が以下のように対応するのである。
0…大安 1…赤口 2…先勝 3…友引 4…先負 5…仏滅

さて、このようにして旧暦を用いて六曜が決められているが、2033年の秋から2034年の春ごろにかけて、六曜が決められないということが カレンダー業界や仏教関係者内で話題になっている。いわゆる「2033年問題」である。

■お葬式の日付が決められない!?

なぜ六曜が決められないのか。それは前述の時期には判断基準となる旧暦の確定が出来ないからである。原因は暦の制定における様々なルールを全て遵守すると月名の決定に不都合が生じることだ。

旧暦の月は、「中気」、つまり二十四節気の偶数番目で 冬至から次の冬至までを12等分したときの各区分点にあてはめて決められる。ただ そのまま当てはめていくと実際の季節とのズレが生じるため、どこかしらに1か月「閏月」を入れる決まりだ。

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