幸運に恵まれる!?「被膜児(幸帽児)」の特徴とリスクを解説 (2/4ページ)
被膜児で生まれるケースとは?
被膜児は非常に珍しい
産道は狭く、赤ちゃん+羊水を包んだ袋ごと通れるほどのスペースはないのが通常です。また、赤ちゃんが出てこようとして卵膜内の圧が上がれば、それに耐えきれずに卵膜が破れます。
加えて、子宮の出口に赤ちゃんの頭が飛び出してきても、膜が破れていない場合は、助産師や医師が指もしくは器具で膜を破り破水させます。そのため、満期産で体が大きく育った赤ちゃんが病院や助産院で生まれる場合、被膜児で生まれることは非常に珍しいと考えられます。
帝王切開と被膜児の関係
早産で未熟な赤ちゃんを帝王切開で出産する場合には、わざと卵膜を保ったまま体外に出し、体外に出た後で膜を破ることもあります。これは、卵膜に守られていたほうが、子宮から赤ちゃんを出す際の摩擦や負担が軽いと考えられるからです。
ただし卵膜は非常に薄い膜のため、子宮は切るが卵膜は傷つけないというのは非常に難しく、卵膜ごと被膜児で赤ちゃんを出そうとしてもうまく行かないこともあります。
被膜児で生まれる確率
詳しくは分かっていませんが、数万から10万件程度に1回ではないかと思われます。