酒のつまみとしては上級者クラスの”鮭とば”が気軽な『サーモンスティック・鮭とば味』になった!

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酒のつまみとしては上級者クラスの”鮭とば”が気軽な『サーモンスティック・鮭とば味』になった!

主に秋鮭を皮ごと縦にカットして海水で洗って潮風で干して出来上がる、飲んべのお供として名高い鮭とば。しょっぱかったり、生臭かったりというクセもあるので、なかなか万人うけする味ではないが、好きな人はものすごく好き。しかしそれが『サーモンスティック・鮭とば味』としてスナック菓子になるとは!

■漁師フィーリングのワイルドな酒のつまみが、気軽なスティックタイプのスナックに。果たしてその再現度は!?
記者は美味しい鮭とばは大好きだ。しかしモノによっては生臭かったり、鱗が残っていたり、しょっぱすぎたり、いろいろ問題点も起きやすいおつまみの一つ。そもそも鮭なので価格も決して安くはない。とはいえ鮭=サーモンといえば、子供達の愛する寿司ダネNo.1でもあるわけで、うまくやればスナック菓子界でもそれなりの存在感を生み出せる気もする。

東ハト『サーモンスティック・鮭とば味』(40g・参考小売価格 税抜122円・2017年10月16日発売)は、そんななかなかスナック菓子としては定着しない鮭味のスティックスナック。”濃厚な鮭の旨味!”と書いてあるが、はてさてどの程度の再現力なのだろう。

食べやすさ満点のカップ型のフタをめくると、確かに鮭っぽい香り。それも皮の部分をこんがり焦がし目にしたタイプの焼き鮭の香りだ。スモーク感も少々ある。見た目はパッケージのような鮭レッドではなく、どちらかというと茶色。犬や猫が喜びそうなルックスといえば良いだろうか。正直そんなに美味しそうに見えない。
ネコが寄ってきそう。

スティックを一本取り出して食べてみる。ガリッというハードな歯ごたえは小麦粉が主原料だが、それにコーングリッツを混ぜているからだろうか。断面がY字形というのも食感に影響を与えているようだ。辛塩タイプの鮭のような尖った塩味が来て、サーモンというよりも鮭な香りがふわり。味わいは濃いめ、旨味はあるが、生臭さは全くないのがいい。

ただそうした生臭さがない分、鮭とばフィーリングは少々落ちる。もちろん生臭いスナック菓子に仕立てるのはなかなか厳しいだろうから、正しい選択といえよう。北海道産鮭を6%使用した鮭パウダーは結構良い仕事をしている。

おつまみ系としての味の濃さはバッチリ。もちろん鮭とばそのものの味を期待したら、価格的にもバチが当たる。ふんわり漂う鮭とば気分をニヤニヤ味わうのが正解か。でも正直本物の鮭とばの美味しさを改めて味わいたくなるというのが本音だ。

入手は全国の販売店で。
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