自民党・山東昭子議員「老害発言」で大炎上
自民党の山東昭子参議院議員が、「老害だ」と話題になっている。
山東議員は、11月21日の自民党役員連絡会で、「子供を4人以上産んだ女性を厚生労働省で表彰することを検討してはどうか」と発言し、ニュースで取り上げられた。
「連絡会内でも山東議員の発言にはしらけた空気が漂い『何だそれ』という陰口も出たそうです。主婦が評価されないとか、少子化対策の思い付きを言い出したようです」(全国紙政治部記者)
この発言は瞬く間にインターネットで拡散され、批判の的になっている。
《表彰されると何か得があるの?それこそ税金のムダでは?》
《4人の意味って何? 生活苦しくなるのにバカじゃない!》
《子供の数で表彰なんて差別だ!》
「山東議員はこれまで当選7回で、2007年に女性では初の参議院副議長に就任しています。現在、『番町政策研究所』という派閥の長を務めており、自民党参議院議員の大物のひとりですが、もう75歳。ちょっと近年の“ズレ”がひどくて、完全に老害化しています」(同・記者)
今井絵理子議員の後ろ盾でもある山東議員
その山東議員の何よりもの失敗は、今井絵理子議員を参院選挙で推薦して当選させたことだろう。
「出馬の条件に歌手活動をしてもいいということも認めています。その時点で、随分いいかげんな出馬と言われていました。そして当選したら、沖縄出身なのに基地問題に対して『分からない』と問題発言。よくこの程度の人間を選んだなと取材陣も呆れていました」(政界ライター)
そして、今井議員は当選後に元神戸市議の男性との不倫疑惑が報じられ、しかも元市議は政務活動費約720万円を不正流用をした容疑で刑事告発に至っている。
「元市議の妻は不貞行為の代償として今井議員に訴訟を起こす予定です。山東議員は今井議員に、当選させた手前『人前に出るな』、『余計なことをしゃべるな』と厳命したそうです。とても党の重鎮とは思えません」(同・ライター)
ふたりそろって議員辞職を願いたいものだ。
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