【○○な男#04】「今、いちばん一途な男」志尊淳ロングインタビュー (2/3ページ)
――ユズを演じる上で大切にしたことはありますか?
やっぱり原作があるものなので、ユズのイメージを壊さないよう大切に演じました。でも、やるからには実写でやる意味をしっかり持たせた作品にしたかった。なので、原作の世界観を大事にしながら、映画としてオリジナルな部分をどう作り上げていこうか考えていました。ユズはセリフが少ない役なので、揺らいでいる感情や葛藤の表現がいちばん難しかったですね。
――ユズは一途にニノのことを想い続けますが、ご自身との共通点ってありますか?
自分で言うのもヘンですけど、僕も一途だと思います。僕にとっては、それが当たり前で。ただ、ユズは気持ちを表に出せないところがあるけど、自分はわりと出すタイプなんです。だから、そこはちがうのかも。好きな人に対してだけではなく、ひとつのことを思い続けたり、それに向けたエネルギーが大きかったりする部分は似てるのかなと思います。
――志尊さんの一途さがユズの役柄にも現れていましたよね。ちなみに、彼のような片想いをしたご経験は?
ありますよ、それは! さすがにユズほど長いものではないですけど。
――じゃあ、ユズの気持ちに共感しましたか?
ユズとは環境がちがうので一概には言えないですけど、「振り向いてもらえないもどかしさ」はわかりますね。とはいえ彼のように6年もの間、会えない相手のことをずっと想い続けるのは本当にすごいことだなって思います。さすがにそこまではできない!
――しかも、ユズは想いを寄せるニノの恋を後押ししますよね。好きな人がほかの人を好きだった場合、志尊さんは応援してあげられますか?
ユズは心から応援したいと思って応援しているというよりも、それしかできないというか。複雑な気持ちの中で、結果として応援しているんだと思うんです。僕の場合は、その前に1回当たって砕けてみるかな。そうじゃないと、気持ちが整理できないと思うから。
「気持ちに決断を下すのって、人が成長する瞬間だと思う」――今回、劇中でギターに初挑戦されたんですよね。
クランクインする2カ月くらい前から、週1回、2時間程度の練習をしていました。