「葬儀のお花といえば菊」は昔の話?葬儀で使用する花の変化や歴史を紹介! (2/2ページ)

心に残る家族葬

告別式までの間、花々が綺麗に咲いていると遺族や参列者にとって気持ちの良いものだと思います。そのため、葬儀には菊が使われることが定着しているのかも知れません。

■現在祭壇に飾られる花はこんなに変化している!

従来の祭壇は白い菊多めで、綺麗ではありますが何か味気ない…と思われていました。また、生花は社葬など大きな葬儀の際に用いられることが多い傾向にありました。しかし最近では一般の葬儀でも生花で飾られることが多くなっています。故人が好きだった花を飾ったりと、白一色ではなく色鮮やかな祭壇になることが多くなりました。トゲがあるので良くないとされていたバラも最近では使われるようになりました。他にもヒマワリ、胡蝶蘭、百合など様々な花も従来の葬儀ではなかった使われ方をされている様になりました。まるで結婚式の高砂かと思われるような祭壇にも見えます。
葬儀の形もここ数年で変化してきたことに伴い、遺族が要望すれば葬儀社もそれに応えてきたのでしょう。ただし、生花は季節や種類などに左右されますし暖房に弱くあまり長持ちしないことを考慮しなければなりません。

暗くて悲しい葬儀も花によってイメージが180度変わることにはとても驚きます。自然は人の心を落ち着かせる効果があります。色鮮やかな花々が綺麗に飾られていると悲しさも多少は紛れるのではないでしょうか。

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