甦る「アイドルグループ」黄金伝説(2)<特別対談>「セイントフォー」濱田のり子&鈴木幸恵 (1/3ページ)
バブルの足音が聞こえた84年、実に40億円もの予算を組んで売り出されたのが「セイントフォー」だ。4人のメンバーのうち、リードボーカルを務めた濱田のり子(52)と鈴木幸恵(51)が特別対談。
濱田 イメージカラーはピンク、技は後方宙返り、ドラマティック・ノリコです。
鈴木 イメージカラーは青、技はピルエット、エキサイティング・ユキエよ。
──おお、懐かしのフレーズ。ちなみに「ピルエット」って何ですか?
鈴木 バレエ用語で片脚を軸にして、コマのように3回転ほど回ることですね。
──メンバー全員がアクロバティックな動きをしていた印象があります。初代リーダーの岩間沙織(53)は「側宙」をこなしていましたし。
鈴木 沙織は“宇宙人”だから(笑)。
濱田 私も体育は「2」だったのに、レオタードを着て、ひたすら後方宙返りの練習をして。膝に水がたまるなどケガだらけだったけど、やれば誰だってできるようになるんですよ。
──いやいや、やはりデビューへの執念です。さて、デビュー時に話題になったのは、今で言うメディアミックスの先駆けで、主演映画の制作費など合わせて40億円の巨大な予算。
濱田 え~ッ、あの当時に40億って!
鈴木 私たちは敷かれたレールの上を走っていただけなので、実感は湧かなかったですけど。
濱田 そもそもデビューまでに2年もかかっているんですよ。もともと幸恵と沙織は決まっていて、別に“幻のメンバー”が2人いたんです。
──それは初耳!
鈴木 私、その2人とは今でも仲いいですよ(笑)。
濱田 私と板谷祐三子(49)は、3万人が応募した「あなたもスターに!」のオーディションで選ばれ、その2人と交代する形になりました。