【世界の絶景】ため息が出るほどの美しい宮殿、ドイツ・ラシュタットのバロック宮殿 (1/3ページ)

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【世界の絶景】ため息が出るほどの美しい宮殿、ドイツ・ラシュタットのバロック宮殿

南西ドイツは高級温泉保養地としても知られるバーデン・バーデンから電車で10分ほど走った所に、「バロック宮殿の町」として知られる町ラシュタット(Rastatt)があります。

18世紀にはバーデン・バーデン辺境伯の首都、19世紀には要塞都市、そして20世紀にかけては軍事都市として発展してきたラシュタット。現在では既に述べたように、「バロック宮殿の町」として町にある宮殿を前面に押し出し、その宮殿を一目見ようと多くの人が訪れます。

「ラシュタット城」とも呼ばれているこのバロック宮殿。プファルツ継承戦争(1688年~1697年)のさなか、フランス軍によって居城が焼き払われてしまったバーデン・バーデン辺境伯ルートヴィヒ・ヴィルヘルムがこの地に新たな居城を築いた事が、ラシュタット城における歴史の始まりです。プファルツ継承戦勝が終結した1697年に建設が始まり、1705年に完成しました。

宮殿内は約1時間毎ごとに開催されているガイドツアーでのみ見学ができます。時間によっては英語のツアーもあるようなので、チケット売り場で尋ねてみると良いでしょう。

中に入ってすぐの場所にあるのがこのホール。実物は写真で見るよりももっと広く、写真撮影をしている筆者の後ろにも、写真と同じような扉があります。かつてここは玄関の様な役割をしており、馬に乗ってここまで入って来ることができたのだそう。地面に足をつける必要がなかったので、靴を汚さずそのまま城の中へ入ることが可能でした。

広間から階段を上がっていくと、ロココ式とバロック式の融合した優雅な控えの間にたどり着きます。天井には、面白い形をしたフレスコ画も。まるで天井が2重になっているかのような、他ではなかなか目にすることの無い珍しい構造です。

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