核戦争に備えて。42台のスクールバスを埋めて巨大な核シェルター「ザ・アーク・トゥ」を作った男性(カナダ) (2/4ページ)
カンサス州ウィンフィールド出身のブルースは、もともとシカゴに住んでいて、冷戦がエスカレートし始め、核兵器への恐怖が最高潮になった1960年代に電気技師として働いていた。
核戦争になった場合、都市部よりも安全だと考え、1970年にカナダの田舎に引っ越すことに決めて、このホーニングス・ミルズに落ち着いた。
ここでブルースは将来妻となるジーン(90)と出会った。ブルースがアークを建設することになる土地は、ジーンの家族が所有していた場所だった。
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image credit:Global News
・核戦争は起こらず30年が経過、時代が進みすぎた
あれから30年以上たったが、ありがたいことに核戦争はまだ起こっていない。
結果的に、ブルースが巨大シェルターを完成させた時から、世の中のさまざまな技術はかなり進んでしまった。例えば、シェルターの監視カメラは、いまだにコモドール64のコンピューターで作動しているし、電話はダイヤル式で有効な固定電話に接続する仕組み。何年も大量の備蓄食料を処分しなくてはならないのは言うまでもない。
おれはいつも世界の終わりは2年以内にやってくると言っていた。だが、今は2週間以内にくると言っている。ブルースは語る。
もしおれが間違っているなら、日にちを修正するだけだ。人々がなにをバカなことを、と考えているのは知っている。だが、おれは構わないし、世間がおれのことをそういう風に見ているのはよくわかっている。