核戦争に備えて。42台のスクールバスを埋めて巨大な核シェルター「ザ・アーク・トゥ」を作った男性(カナダ) (3/4ページ)

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・無許可建築で問題となっているアーク・トゥ
 ブルースは自分のウェブサイトで、30年以上前にアーク・トゥの建設を始めて以来、裁判沙汰になって、30回以上法廷に引っ張り出されたと言っている。

 許可なくシェルターの建設を行ったためだが、"シェルターに対する心理的な要因がある"という理由で、ブルースの主張が却下され、ブルースはこれは生死の問題だと感じて、許可が下りなくても、工事を勝手に進めた。

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 近くのシェルボーンの消防職員は、アーク・トゥを危険な場所とみなし、公共の安全を引き合いに出して閉鎖を求め、ドアを溶接して封印したがっている。

 それに対して、ブルースは「溶接をやめさせるためならなんでもやってやる」と反発している。・支援してくれる仲間も
 だが、ブルースにはたくさんの仲間や支援者がいて、大勢がアーク・トゥにやってくる。2015年には、カナダ・サバイバル&ミーティング博覧会の集まりがこの農場で開かれ、目玉イベントのひとつが、シェルター内ツアーだったという。

「初めてシェルターの中に入ると、それはまるで違う惑星、いわば火星にいるようだった」とイベントの主催者は語る。「地下に42台のスクールバスが埋まっていると言われても、それを実感するには、実際に現地へ行って、実物を見る以上のものはない。
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