【国沢光宏の言いたい放題】なぜ進まない!?高齢者免許返納問題を国沢光宏が斬る【第13回】 (2/4ページ)

イキなクルマで

やっぱり大事なのは一人ひとりの判断というか、気をつけなきゃいけないという意思だと思うんです。

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高齢ドライバーの事故に対する国沢光宏の提言

■高齢ドライバーの事故に対する国沢光宏の提言

国沢:話を聞いていると、二人とも流されている。二人とも若いんだからもっと積極的になんとかしようと思わなきゃいけない。例えば、高齢になると判断力が鈍ってくるからブレーキのタイミングが遅くなります。もっと進んで認知症になると赤信号が見えなくなったり、ブレーキとアクセルの踏み間違えで突っ込んだりしますね。それに対して今言っているのは危ないとかやめろとかそういう話しかしてないけど、もう少し明日を考えましょう。人間って誰しも体の衰えがあって歳を取ったら危ない運転も増えてくるんですよ。でも決してそれを放置しておいていいという話ではない。目が悪い人が車の運転をするときは危ないからメガネをかけなさいと免許に記載されますよね。それと同じように歳を取って運転が危なくなってきたら『自動ブレーキがついているクルマしか運転できません』とすればいいんです。

牧野:なるほど、そういう解決方法がありますね。目からうろこでした。

国沢:今の免許に記載されている『眼鏡等』のところに『自動ブレーキを持つクルマ』や『赤信号の自動検知システムを持つクルマ』など、そういう条件を設ければいい。歳によってだんだん危険性が出てきたら車の運転する条件を設ければいいんです。それから認知症や酔っぱらっている人に対しては暗証番号を入れないとエンジンがかからないようにする。例えば、日付を入れないというシステムを入れたら認知症の人は絶対にエンジンをかけられない。

牧野:確かにそういうの判断能力を問うシステムがあれば安全ですね。

国沢:低血糖で気を失う人であれば、運転手が気を失っても大丈夫なように緊急時に止まれる装置が付いているクルマじゃないといけませんよという条件を設ければいいんです。一律に高齢者の免許をはく奪するということではなく、「とりあえず運転はできます。

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