【国沢光宏の言いたい放題】なぜ進まない!?高齢者免許返納問題を国沢光宏が斬る【第13回】 (3/4ページ)
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国沢光宏の言いたい放題
その代わり条件が付きます」など、事故が起きないよう工夫をすればいいんです。
牧野:制度の整備という意味であれば、今年の3月に道路交通法の改正があって、75歳以上の免許所持者は認知症検査が義務付けられましたよね。
国沢:人間って気を付けなさいって言っても気を付けないから事故が起きるんです。これは単に認知症かどうか検査をしろって話なんです。
緒方:事故の根本的な解決にはなってないんですね。
国沢:なんのためにやっているかというと、警察はこういうことをやっているから事故が起きたらあなたのせいですよという責任問うためのものなんです。自分たちが積極的に「こうしたら事故が無くなりませんよ」という話ではありません。
事故を未然に防ぐメーカーの最新技術
■事故を未然に防ぐメーカーの最新技術牧野:国沢先生のHPを拝見した際、赤信号で100%停止する技術の開発がされたという話題を見て感銘を受けたのですが、あれはどういう技術なんですか。
国沢:標識は木にかかって見えないなどいろんな可能性がありますが、信号というのは必ず見えるんです。だからクルマの前にカメラを付ければ信号は必ず検知できる。信号が赤ならクルマを制御して止まることができるんです。
牧野:気になったのは、この技術の実際へのクルマの採用はまだ先の話ということらしいのですね。それはなぜでしょうか。
国沢:それは自動車メーカーが悪いのではなくて、国土交通省がやっちゃいかんと言っているからです。国土交通省は道路や信号からビーコンを出してクルマにキャッチさせて、そのクルマのブレーキが止まるようなシステムを作っているんです。でもそれはお金がかかる。お金がかかると国土交通省は色んな利権があるからおいしいわけですよ。それをクルマが勝手に止まちゃ困るからダメだって言ってるんです。
緒方:えぇ~……。
国沢:だけど、違う観点から言うと、クルマを外からもらった情報で制御しようとすると、例えばウィルスなど、偽の情報をキャッチした際に危険なんです。