人工知能ロボットは意識を宿すのか?それは人間や動物が持つ意識と同じものなのだろうか?米研究者の考察 (2/5ページ)
既にサウジアラビアではAIロボットに市民権を与えたが、はたして意識を宿した機械を法の下で”人”として扱い、その違法行為に対して法的責任を負わせるべきであろうか?
もっとも恐ろしい可能性として、機械が人類に反逆し、我々を駆逐しようと企てることも考えられる。そうなれば、彼らが進化の頂点に君臨するということになる。
カク博士によると、反逆的なAIが登場する可能性について、研究者でも意見が二分されていると言う。
また機械が宿す意識について、それが人間や動物が持つ意識と同じと言えるかどうかについても議論があるという。
これらの疑問には、科学技術に関連するものと、意識の本質に関連するものの両方がある。
[画像を見る]
・AIの意識についての定義
ほとんどのコンピューター科学者は、意識についてテクノロジーの進歩とともに現れる特徴であると考えている。
意識とは、新しい情報の受信、古い情報の保存・取り出し、それらを統合して認識や行動に変換する認知処理を含むものであるという意見がある。もしこれが正しければ、いつの日か機械は究極の意識を宿すことになるだろう。
それは人間よりもたくさんの情報を収集し、図書館を超える情報を保管し、ミリ秒単位で膨大なデータベースにアクセスし、それに基づいて人間などおよびもつかぬほど複雑かつ論理的な意思決定を行う。
一方で、物理学者や哲学者からは、人間の行動には機械では計算できない何がしかがあると主張されることもある。例えば、創造性や自由という感覚だ。これはロジックや計算からは導けなさそうなものだ。
だが、これらは意識の本質や、機械がそれを宿せるかについて唯一の見方ではない。