呑んべえ医師が実践する「体に正しい飲み方」(1)オイルファーストで悪酔い予防 (2/2ページ)

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あと、『牛乳を飲んでおけば胃に膜を張ってくれる』と言われますが、牛乳は水分なので、飲んだらすぐに胃から小腸に送られてしまうため、乳製品を摂るのなら固形のチーズを選ぶべき。胃の粘膜を保護するムチンを増やす働きがあるキャベツ、肝臓での代謝を助けるタウリンを含むイカやタコもオススメ、ということです」

 よく言われる「飲む前に牛乳」には大した効果はないようだが、目からウロコの“新常識”はまだ続く。

 日増しに寒さが厳しくなる昨今、熱燗で身も心も温まりたい、という人も多いはず。ただ、日本酒は糖尿病や高血圧の症状を悪化させるとも聞くが‥‥。

「長年、日本酒と健康について研究してきた教授によれば、実は日本酒にはアミノ酸や有機酸、ビタミンなど120種類以上の栄養成分があり、中でもアミノ酸の含有量は他に比べてダントツなのだとか。複数のアミノ酸の結合によって作られる活性ペプチドは糖尿病患者の“インスリン感受性”を改善し、高血圧や動脈硬化などの心疾患のリスク軽減にも効果的だといいます。もちろん、量にもよりますが、糖尿病だから日本酒は避ける、という考え方はもはや過去のものだということです」

 また、アルコールには、くも膜下出血や脳梗塞、認知症といった脳疾患を誘発する危険性があると言われる。その一方で、アメリカで65歳以上の男女3660人を対象に行われた調査によると、一定の量(週にビール350mlを1~6本)を飲んでいる人が、最も認知症のリスクが低くなるという結果が出た。「ほどほどに」を守れば、酒は脳の活力になることが実証されたのだ。

「呑んべえ医師が実践する「体に正しい飲み方」(1)オイルファーストで悪酔い予防」のページです。デイリーニュースオンラインは、酒好き医師が教える最高の飲み方葉石かおり週刊アサヒ芸能 2017年 12/21号二日酔いカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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