悩んでいた自分に「まちがってないよ」と伝えたい。MACOインタビュー (1/2ページ)
「今をときめく女性シンガーといえば?」と聞かれたら、真っ先に浮かび上がるのがMACO。数年前、音楽配信サービスでMACOの曲に出会った私は、ストレートな歌詞と透き通るような声に魅了され、気づけば通勤・退勤時に何度もリピートしていた。そんな彼女が、TGC広島のアーティスト枠で登場。バックステージで、自身が歩んできた道について赤裸々に語ってくれた。
札幌に行くより、東京に出たほうが早いと思った。「地元の北海道でライブしていたときにスカウトされて、22歳で上京しました。私は函館出身で、友だちは札幌に出る子が多かったんですが、夢を叶えるためには東京に出たほうが早いと思ったんです。迷いはなかったですね」
昔から歌うことが好きだったというMACO。北海道の雪景色を彷彿とさせるような、オールホワイトの衣装に身を包み、当時を振り返って懐かしそうな笑みを浮かべた。
2013年の上京後、MACOがYoutubeにアップしたテイラー・スウィフトの『We Are Never Ever Getting Back Together ~私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない』の日本語カバーが話題に。動画には「すごくわかる、胸に響いた」「めっちゃ歌うまい!」などの好意的なコメントも寄せられたが、「原曲の意味とかけ離れている」という批判的な声も多かったという。
「私なりの日本語解釈をしていたので、洋楽と日本語カバーのギャップに悩んだ時期もありましたね。このままカバーを続けていいのかな、って。だけどそれ以上に応援してくれる人たちの声で、このつらい時期を乗り越えることができました。そのときの自分には、『別にまちがってないから、そのままがんばって』と声をかけてあげたいです」
初めての分岐点。オリジナルソングで“新しいMACO”が誕生。それから1年ほど日本語カバーを続けたMACOだが、歌手として初めての分岐点が訪れる。それが、自身初のオリジナルソング『LOVE』のリリース。「恋をして笑ったり 愛を知って寂しくなったり これが本当の幸せ」という等身大でまっすぐな歌詞が、多くの女性たちの心をつかんで離さなかった。