スパコン助成金詐欺 東京地検特捜部が討ち入る安倍金脈の牙城 (2/3ページ)

週刊実話


 「問題点の入り口は、齊藤容疑者と、あの元TBSワシントン支局長の山口敬之氏とのつながりだ」
 とは、ある野党議員。

 山口氏といえば、安倍首相に最も近い記者とされ、TBSを退社してフリージャーナリストに転身後、昨年には安倍内閣の内幕本『総理』(幻冬舎)を出している。加えて現在は、性的暴行を受けたとして損害賠償を求めたフリージャーナリストの伊藤詩織さんと係争中でもある人物としても注目されている。
 「山口氏と齊藤容疑者の関係はかなり深いとされ、『週刊新潮』(6月15日号)でも、山口氏がTBSを退社後にペジー社の顧問の席を用意されていた可能性や、生活の拠点にしていた永田町のザ・キャピトルホテル東急の賃貸レジデンスの賃料約130万円が、齊藤容疑者によって提供されているとの疑惑が報じられている。これが事実であれば、国から騙し取った金が安倍氏御用記者の家賃に化けていた可能性もある」(同)

 そのため様々な憶測が飛び交っているのだが、齊藤容疑者・山口氏と安倍官邸の関係をさらに見ると、疑惑はさらに深まる。
 「安倍首相に近い山口氏が、官邸や経産省に口利きをしていなかったのか。経産省は今や、財務省を差し置き安倍政権を支える最重要省で、安倍首相を意のままに操っているのが、経産省出身の総理首席秘書官である今井尚哉氏。山口氏は、その今井氏ともツーカーの仲とされる。また齊藤容疑者も、内閣府の有識者会議『2030年展望と改革タスクフォース』委員を務めるなど、政権に近い立ち位置にある」(政治部記者)

 そうしたことから、野党各党は詐欺事件に官邸の影響があるのでは、として、一斉に調査に入ったという。
 「特捜の動きには最も神経を使っているNHKも、齊藤容疑者逮捕の情報は直前まで掴めていなかった。結果、齊藤容疑者を取り上げるため、長期にわたり取材し12月11日の放送予定だった『プロフェッショナル 仕事の流儀』も、急遽中止せざるを得なくなった。特捜側も、それだけ慎重に証拠固めを進めていたということです」(テレビ局関係者)

 捜査の陣頭指揮を執るのは、9月に就任したばかりの森本宏特捜部長。
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