天才テリー伊藤対談「大仁田厚」(3)実現できなかった馬場・猪木戦が… (2/2ページ)

アサ芸プラス

テリー ハハハ、それはすごいわ(笑)。

大仁田 だから、馬場さんに「これこれ、こういう流れで、俺が全部仕切ります。最後は俺が爆破で倒れますから」と、話したんですけど、最終的に「だけどな、ジャンボ(鶴田)とか三沢(光晴)が反対するからダメだ」と。じゃあ聞くなよ、という話なんですけど、その話の受け方が、プロレスとまったく同じなんですね。

テリー ああ、相手の技を全部受けますものね。

大仁田 馬場さんは、相手を光らせてこそプロレスラーだっていう人でしたから、今考えると、そういうことなんですね。

テリー いや、次元が違いますよ。

大仁田 今だから言えますけど、実は(アントニオ)猪木さんとも試合をする方向で裏交渉が進んでいたことがあったんです。その時、猪木さん側から提示されたのが、2つのリングにハシゴをかけて‥‥みたいな話で。

テリー それ、おもしろい! 2つのリングを行ったり来たりするんだ。

大仁田 でも、結局はうやむやになってしまって。基本的に猪木さん、俺のことを嫌いなんですよ。

テリー ああ、それはちょっとわかるな。2人ともアイデアマンでしょう、タイプが似てるから、どこかでぶつかるんだよ。

大仁田 かもしれないですね。だから、今度の引退の際に猪木さんに挨拶に行こうと思って、連絡してみたんですよ。向こうも忙しかったみたいで、実現しなかったですけど。

テリー それはきっと「どうせまた、引退撤回するんだろう?」って思われているからでしょう(笑)。

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