止まらないインプットと発信欲。池田エライザインタビュー (2/3ページ)
そのときは自己発信することが時代のブームであり、今私がやるべきことだと思ったから。発信するためにはインプットが必要で、この環境にずっといたら発信するネタも尽きるって確信した」
そして、高校3年生になった彼女は突然の決断をする。「私、来週東京に行く」と。卒業まで待ってる余裕はなかった。だって、まだやれるって意欲でいっぱいだったから。
ひとりの女の子が起こした発信のムーブメント私がはじめて彼女のことを知ったのは、「自撮りの神」という呼称が一世を風靡したころ。両頬をつまんで唇をとがらせる「エライザポーズ」は多くの女の子たちを虜にしたし、みんなこぞって真似をした。まだ10代だった彼女が起こしたのは、自己発信のムーブメント。今や66万人のフォロワーがいるツイッターのはじまりも、突然の決意だった。
「『ツイッターをはじめるときは言って』と、事務所から忠告されてました。でも、ダメって言われる気がしたから勝手にアカウントを作っちゃった」
21歳とは思えない大人びた雰囲気を纏う彼女が、悪戯っぽく笑って歳相応の表情を見せる。それがすごくすごくキュートで、彼女のことを好きなすべての人にこの瞬間を共有したいとさえ思った。
「それまでは、ブログで公式な情報を発信するのが当たり前の流れでした。でも、それでは検索されないと見てもらえない。だから、ツイッターをやろうと思ったんです。それに、当時の私はすごく焦っていました。YouTuberだったり、読モだったり、いろんなカルチャーの方々が自己発信に時間を費やそうと意欲を持っていた時期だったから。私も、初心に返るつもりで発信をしていきたいなって気持ちになった」
池田エライザが発信のために力を入れているのは、何もSNSだけじゃない。芝居だってそのひとつだ。園子温監督の映画『みんな!エスパーだよ!』にはじまり、ここ数年はいくつもの作品に出演した。2017年の出演作は公開映画3本、ドラマは主演含めて5本と激動の一年だった。多くの作品に彼女が必要とされる理由はなんなのか。
「私、気を抜くと人とのコミュニケーションを遮断する癖があって。