第2次朝鮮戦争「待ったなし」米軍の先制攻撃は整っていた! (2/2ページ)

週刊実話

有事に備え弾薬や水、食糧などを一斉に補給していると専門家は見ている。空母も異例なことに同時に5隻が太平洋に展開中だ。
 「当面の焦点は北朝鮮が年内にさらなる軍事挑発をするのかどうかということですが、そんな折、ヘイリー国連大使らが米選手団の平昌五輪への派遣に関し『まだ決まっていない』と言い出しました。サンダース米大統領報道官も派遣を明言していません。『北朝鮮の核武装を阻止するためなら、韓国で行われる五輪の開催などに構っていられない』との意思表示です」(国際ジャーナリスト)

 12月4日付英紙ガーディアンも《米国は北朝鮮を来年3月までに先制攻撃するだろう》と報じた。根拠は米国のボルトン元国連大使の発言だ。同氏は11月の最終週に英下院を訪れ《CIA長官がトランプ大統領に対し「あと3カ月で、ワシントンを含む米国の全都市を核で攻撃できる能力を北朝鮮が持つ」と報告した》と語ったのです。
 国務省のアダムス報道官(東アジア太平洋担当)も翌12月5日、米政府が運営する国営放送VOA(ボイス・オブ・アメリカ)の質問に答え、《トランプ大統領が優先順位の最上位に置くのは米国の本土と準州、そして同盟国を北朝鮮の攻撃から守ることだ。米国は通常兵器と核兵器のありとあらゆる能力を動員し、同盟国である韓国と日本を防衛するとの約束を完全に履行する》と述べた。
 「同報道官は、VOAの『北朝鮮による米本土を攻撃する能力を阻止するために、最終的な手段として先制攻撃する可能性はあるか』との質問に『通常兵器も核もすべて動員する』と答えています。米政府が『核も使って先制攻撃する』と明言したのは初めてのことです」(軍事アナリスト)
 常に慎重な安全保障担当の大統領補佐官マクマスター陸軍中将は、12月2日、「第2次朝鮮戦争が起こる可能性は日々高まっている」と講演で語り、中国の王毅外相も「悪循環に陥っており、楽観を許さない」と述べている。

 多数の負傷者が出る戦争には病院船の派遣が必要となる。米海軍は軍事海上輸送司令部に所属する、タンカーを改造した排水量7万トンの病院船2隻を所有している。カリフォルニア州サンディエゴ軍港には『マーシー』、もう1隻の『コンフォート』はバージニア州のノーフォーク軍港で待機している。
 「米軍が戦争を覚悟していることを示すジェスチャーとして、病院船を出港させれば北朝鮮はビビリまくるでしょう。2隻の病院船には、それぞれに1000床の病室と12の手術室があり、軍医や看護師ら医療要員820人は日頃は軍の病院に勤務し、出勤命令が出ると5日以内に乗り組んで出港します。今のところその動きは見られませんが、2隻が太平洋を横断して日本の近海に到着する約2週間後には、米国は開戦準備を整えたと判断できます」(前出・軍事ジャーナリスト)

 病院船が開戦の合図とは、現実は実にシビアだ。

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