~トレンド総研 レポート~ 冬に気になる「電気料金」…その裏側を調査 年間約1万円の「再エネ賦課金」、知っている人はわずか1割台 (5/7ページ)
標準家庭の電力使用量を1カ月300kWh(※1)とした場合、今年度の「再エネ賦課金」単価である2.64円/kWhをかけると792円が電気料金に加算されます。これが、夏や冬などの電気の使用量が多い季節の場合、より賦課金の額も増えます。年間で計算すると、約1万円と意外と多くの金額を負担していることがわかるのではないでしょうか。
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※1:Wh(ワットアワー)は、電気を使った量をあらわします。
*電力量(Wh)=電力(W)×使用時間(h)
<例>100Wの電球を1時間使用すれば、消費電力量は100(W)×1(h)=100Wh、
10時間使用すれば、100(W)×10(h)=1,000Wh=1 kWh(キロワットアワー)となります。
Q:将来の負担額の見通しはどれくらいですか?
「再エネ賦課金」の負担額は、再生可能エネルギーの急拡大に伴い増加しており、初年度の2012年度は年間約800円だったものが、今年度は約1万円近くにまで増えています。国全体でみると賦課金の額は約2.1兆円です。これは消費税約1%分の税収に相当します(※2)。さらに、将来にわたっても大幅に増加する見通しで、電力中央研究所の試算では、2030年度における賦課金を3.6兆円と見込んでおり、これは消費税に置き換えると、約1.6%分と同じくらいの計算(※3)になります。