前代未聞の異例な事件。患者2名の肝臓にイニシャルを刻んだ高名な外科医(イギリス) (1/3ページ)
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その外科医は、移植手術を行っている際、患者2名の肝臓にイニシャルを刻んだことを認めた。
イギリス・バーミンガムの裁判所で実施された公判で、サイモン・ブラムホール(53歳)は2013年の2月9日と8月21日に患者の身体に傷をつけたことを認めつつ、その上で、身体に実質的な被害が及ぶような暴行は行なっていないと無罪を主張した。
・アルゴンビームで臓器にイニシャルを刻んだ医師
肝臓、脾臓、膵臓の専門医として有名だったサイモン・ブラムホールは、肝臓の出血を止めたり、術野を確保したりするために用いられるアルゴンビームコアギュレーターを使用して、患者の内臓に自分のイニシャルを刻んだという。
アルゴンビームコアギュレーターは、伝導性のアルゴンガスを噴射しながら、広汎かつ微細な血管の止血を行う機器である。基本的には電気メスと同様の単極電気凝固装置であるが、組織に接触しない、焼痂層(しょうかそう)が浅く深部に至らないなどの特徴から、脆弱でデリケートな組織に使用される。
イニシャル自体は内臓機能を損なうものではなく、通常は自然に消えると考えられている。
アルゴンビームコアギュレーターの仕組み
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The principle of the argon plasma coagulation・同僚が手術に立ち会いイニシャルを発見
12年間、バーミンガムのクイーン・エリザベス病院の顧問外科医として働いていたブラムホールは、男性患者と女性患者2人の肝臓移植手術を行った際、自分のイニシャルを刻んだ。
その後、女性患者のフォローアップ手術を行った同僚がこれに気が付いた。