異色の生田流地歌箏曲演奏家・木村美郷 英語版パンフレットを作成しました (2/3ページ)
木村美郷の最大の特徴は、音楽ではない普通の大学のサークル活動で箏を弾き始め、その後音楽大学で学びプロの演奏家となったことと、英語でのコミュニケーションが可能なことです。
通常、箏曲の分野に限らず伝統音楽の世界で活躍する人の多くは代々、演奏家である家庭の出身であるか、一般家庭の出身であっても幼い頃から稽古を積んでいることが多いのですが、彼女はそのどちらでもありません。伝統音楽の世界に入って日が浅く、芸歴も短いからこそ、多くの方がお持ちの「箏曲=難しい、堅苦しい、敷居が高い」という感覚に寄り添える存在です。
彼女は主に江戸時代から伝承されている地歌・箏曲の古典や、日本のお正月の定番としてもお馴染みの「春の海」を作曲した宮城道雄の作品を、出張演奏する際の演奏曲目としていますが、童謡・唱歌・歌謡曲・ポピュラー音楽の演奏も可能です。これらは様々な編曲作品が楽譜として公刊されている他、彼女自身が編曲し演奏することもあり、少しでも多くの方に「聴いて楽しい、面白い」と思える演奏になるようニーズに応じて曲目を編成出来るよう工夫をこらしています。「古き良き日本の伝統」とともに「楽しさ」を届けることが、彼女の目標だからです。
今は娯楽が多様化し、伝統音楽の伝え手が少なくなってしまったこともあり、日常生活の中で地歌・箏曲を耳にする機会は殆どなくなったと言っても過言ではありません。しかし、そんな中でも「箏や三味線の音を聴きたい」と思う瞬間は日本人なら必ずあります。その最たる時は年末年始、特にお正月ではないでしょうか。お正月の街中ではあちこちで箏や三味線の音楽が流れ、コンビニエンスストアでも「春の海」が流れているほどです。
そんな「箏と三味線の音が聴きたくなる」年末年始には、木村美郷による箏や三絃の演奏を取り入れては如何でしょうか?実例として、彼女は2014年-2015年、2015年-2016年の年末年始に栃木県日光市の旅館「日光星の宿」に於いて、宿泊客に向け箏の演奏を行い「和の雰囲気」を届け、外国人旅行者にも大変喜ばれました。
木村美郷は「箏曲」を英語で、外国人へ伝えることが出来る数少ない1人です。