読んでから見たい「箱根駅伝」オモシロ裏知識10(3)「箱女」も熱を帯びて… (1/2ページ)
【6】復路のカギは下りの忍者
前回の経験者が残る青学大、法大、中央学院大は、ここで復路の主導権を握る。
「6区は注目ですね。特に青学は前回の区間2位の小野田勇次(3年)がいるので、復路にエース級を置いてV4達成を狙う可能性もある」(折山氏)
“山下り”は意外にも過酷で、想像以上の負荷が脚にかかる。
「最大傾斜は宮ノ下付近で100メートルを15秒台のスピードで駆け下りる。地点によってはMAX14秒台も計測されます。ただし、スピードだけでは通用しない。ポイントはスタート序盤の約4キロの上り。忍者のように小刻みなフットワークでリズムよく上って下らないと、ラスト3キロの平坦地で急に脚が上がらず意外なほどの大差がつく」(スポーツ紙デスク)
はたして、誰が「下りの忍者」となるのか注目だ!?
【7】体調管理が勝負を分ける
復路のスタートは朝8時。寒い日は精進池に氷が張ることもある。冷え込みの激しい中でスタートする6区と同じく、7区も温度差が最も激しい区間だけに体調管理が勝負を分ける。
「青学大のエース田村は前回、残り3キロでまさかの失速。左斜め前方から照りつける日ざしで脱水症状に襲われた。要因の一つはペットボトル半分ほどの水を飲み干していなかったから。それぐらい体調管理は難しい」(レース関係者)
前回は、山梨学院大が大会直前にインフルエンザに集団感染。優勝候補がシード権を失った。全日本のスケジュールなどから予防接種の時期も難しいようだ。
【8】箱根駅伝名物「監督の檄」
運営管理車からの声かけポイントは、6区を除いて通常は1、3、5、10、15、20キロか、ラスト1キロだ。
「時間は1分ほど。『男になれ!』などの名セリフで知られる駒大の大八木弘明監督(59)は、時間を忘れて熱血コールしながら伴走し注意されています(苦笑)。