『ガキ使』で起きた人種問題の背景「ミンストレル・ショー」とは (1/2ページ)

まいじつ

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昨年の大みそかに放送された『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 大晦日年越しSP絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!』の第1部の視聴率が、関東地区で17.3%、関西地区で21.2%だったことが発表された。だが、その裏で番組終了の危険がはらんでいることも明らかにされた。

問題になったのは番組内で浜田雅功が映画『ビバリーヒルズ・コップ』のエディ・マーフィに扮し、肌を黒塗りにして登場したシーン。これが黒人差別になるとツイッターに投稿されたのだ。

《日本は好きだ。13年住んだし、日本に良いことが起きるように祈ってる。2020年オリンピックで黒人アスリートのためにブラックフェイスのドゥーワップをやらかすんじゃないかって真剣に不安だ。いますぐやめろお願いします  #StopBlackfaceJapan #日本でブラックフエイス止めて》

この投稿をしたのはアメリカでニューヨークのブルックリンに生まれ育ったアフリカ系アメリカ人の作家バイエ・マクニール氏。マクニール氏の投稿がきっかけになったのか、インターネット上では賛否両論が起きた。

《「ブラックフェイスやってる日本人に告ぐ。ブラックフェイスはジョークのオチなんかじゃない。ジョークが欲しいならもっと良い脚本家を雇え。黒人キャラが欲しいなら日本語を話す黒人を雇え。ブラックフェイスは や め ろ」》
《ブラックフェイス反対活動家を見習って着物を着たり、アニメキャラコスプレしてる黒人達を批判していこうな…》
《ダウンタウンのブラックフェイスの件は見てないからアレだけど、エディー・マーフィのモノマネを非黒人がやったら差別だってことですか?》
《金髪で白人のマネをしても問題にはならない。これを問題視する人こそ差別意識がある。青い目の少女や赤毛のアンは良くてチビクロサンボは差別っておかしいだろ?》
《今回は、エディ・マーフィを模したコスプレであり、非難されている黒人の方は全く無関係です。

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