ビートたけしの名言集「忘年会で飲み続けて、しゃべり倒した殿」 (1/2ページ)
「何気に、ライブまでもうすぐだな」
1月15日に開催される「ビートたけし“ほぼ”単独ライブ第五弾in中野サンプラザ」が近づいてきた昨今、殿はお会いするたびに、冒頭のセリフをちょくちょく、こちらに放り込んでくるのです。
ありがたいことに、ライブで構成をやらせていただいているわたくしは、ただいま、“高い抽選をかいくぐってチケットを手に入れ、ワクワクしながら会場に足を運ぶ、生粋のたけし信者の皆様が、圧倒的に満足して語り継ぐライブ”にすべく、スタッフさんと会議を開き、あーでもないこーでもないと暗中模索している日々が続いております。で、年末特番の収録で忙しかった殿とも、わずかに空いた時間の隙を見ては、ライブ打ち合わせを決行していました。
今回の殿にはわりと余裕があり、「このパネルは間違いないな!」「これはウケるな。フフフフ」等々、“たけしお手製イタズラ書き新作コラージュパネル”のクオリティの高さに笑みを浮かべつつも、
「おい、打ち上げ場所は決まったのか?」
と、すでにライブ後の宴を気にし出しており、やや、気の早い殿なのです。
余談ですが、ライブ会場である中野サンプラザには、どの歌手やミュージシャンのライブより、殿の単独ライブの問い合わせが多いと、風の噂で聞きました。
そんな噂を殿にすると、「へ~、そりゃうれしいな」と、一度素直に喜んだ後、
「実際、どのくらい(チケット抽選の)申し込みが来てんだ?」
と、聞いてきたので、「はい。だいたいキャパ2000の所に、今回は○○○○人程の応募がありました」と、収容人員を大幅に上回る人数を報告すると、
「え~、じゃー○○○○人は外れるのか。そりゃ~、かわいそうだな」
と、今回もまた、かなりの厳しい倍率になってしまった事実に、おののき嘆くのでした。そして、
「だったらあれだな。次はいよいよアリーナだな!」
と、以前何度か口にしていた、アリーナクラスでのライブ開催の実現性を示唆すると、
「なんだったら、富士山の麓で10万人ライブやったっていいんだから」
と、まるで長渕剛的なライブ構想までもぶち上げたのです。