「子ども向け万年筆」の性能を試してみた! (1/2ページ)
オトナの筆記具といえば、「万年筆」をおいて他にないだろう。いい値段してるくせに、5~6年もしたらガタがくるパソコンに比べ、万年筆は文字通り「万年」……とはいかないにしても、そこそこ長い期間使えるのは間違いない。
下世話な話題で鳴らす『日刊大衆』の記事だって、パソコンの代わりに万年筆で書いたら格が上がるのではなかろうか。ところが、万年筆にはひとつ問題がある。良い物を買おうとすると、とにかく値が張るのだ。柄の部分に蒔絵を施したり、ペン先を18金でこしらえたりすると、価格は楽に20万円を超えてしまう。
安倍首相や麻生副総理のような生まれついてのセレブならともかく、増税にあえぐ庶民にはなかなか手を出せる金額ではない。
そんな中、日刊大衆取材班が注目したのは、「子ども向け万年筆」。万年筆市場の裾野を広げるため、未来の消費者を育てるべく、子ども向けの商品を廉価で製造しているメーカーもあるのだ。
ということで今回は、国産メーカーからパイロット「万年筆 カクノ(細字)」(某通販サイトで税込価格995円)と、舶来品でペリカン社の「ペリカーノ・ジュニア」(同1571円)を使い比べてみた。
使用したインクは、それぞれの万年筆メーカーが販売しているカートリッジの「レッド」。

それぞれのロゴを描いてみた。上が「ペリカーノ・ジュニア」、下が「万年筆 カクノ」。
2つを比べてみて感じたのは、パイロットのほうがペン先が硬いこと。上下左右にペンを動かすぶんにはいいのだが、円を描くような動きの際はペン先が紙に引っかかるような感覚があり、またインクの出も多くはない。インクは海老茶色寄りの赤色だ。