1億円規模の地方創生ファンドを設立。レベニューシェア型投資で新しい支援の実現を目指す (5/6ページ)

バリュープレス




■1億円規模は第一歩、支援者も一緒につながるファンドづくり目指す


今後については、「NagomiShareFund」をたくさんの支援者と一緒に育てることを目標としています。1億円規模ではファンドとしての資金は十分ではなく、ここはあくまでも第一歩です。


たとえば、合法的に資金を集めたとして、1口10万円で1万円の支援者が集まれば10億円に到達します。この場合、大事なのは10億円という金額ではなく支援者が1万人いるということです。


「NagomiShareFund」の出資が成功すれば、支援者にリターンが入りますが、そうした資金の還元にとどまらず、支援者も一緒につながるファンドをつくることを考えています。


たとえば、日本酒や地ビールをつくるプロジェクトに出資する場合、「NagomiShareFund」のメンバーで共有すれば、お酒を飲む場合には出資しているプロジェクトのお酒を選ぶでしょうし、宿泊施設や飲食店なら、都合が合えばそこを使おうと思うかもしれません。そういう形で支援者を繋げて行くということです。


コンテンツに魅力があることが前提ですが、「NagomiShareFund」が出資すれば一気に社会での認知度が広がるようなものをつくりたいと考えています。さらに将来はフィンテック(ファイナンス・テクノロジー/金融と技術)を活用し、世界からの資金調達も視野に入れています。
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