【世界の絶景】クロアチア・アドリア海沿岸の7つの町をめぐる絶景ハンティングの旅 (2/6ページ)

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旧市街は、ローマ皇帝ディオクレティアヌスが300年ごろに築いた宮殿がそのまま町になったという、珍しい成り立ちをもつ町です。

ローマ帝国が滅亡し、異民族が侵入してきた7世紀、近郊の町サロナから逃げてきた人々が、ディオクレティアヌス宮殿の基礎部分はそのままに、上から建物を増築する形で町を発展させていきました。こうして、ローマと中世の建築物が複雑に絡み合った唯一無二の町並みが生まれたのです。

巨大な壁に囲まれた旧市街はまるで迷路のよう。狭い路地が入り組んだ町は、どこを切り取っても絵になります。

スプリット最大の見どころが、もともとはディオクレティアヌス帝自身の霊廟として建てられた大聖堂。ロマネスク様式の傑作と名高いオーク材の扉や精緻な彫刻が施された聖歌隊席など、見事な美術品の数々で埋め尽くされています。大聖堂に隣接する塔からのパノラマも見逃せません。

・トロギール

紀元前385年ごろにギリシアの植民地として建設された歴史都市、トロギール。外敵の侵入に備えて水路が設けられ、人工的に本土と隔てられたため、旧市街は「要塞島」とでもいうべき姿をしています。

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